かばのあくび

  

時が　時がすぎていく　壊れながら　呑まれながら
山も　白い砂と消え　波は　一線に帰る
落ちる日は深く　闇の底　光るはガラスのカケラだろうか

夢が僕を歩かせるから　傷が　時を刻んでいく
裸足で笑われ　誇れるものも　何もない

息もできないくせに　海に憧れ
翼もないのに　空を眺める

言葉もないのに　あなたを見つめ
時が壊れて　ただヒザマづく





花が　散るために咲き　夢を　明日に手渡していく
命が　反応式なら　愛は　量子の見る雲
落ちる日はどこまでも　深海探査艇になってみる

夢が僕を歩かせるから　痛みが　限界を広げてくれる
かさぶたは剥がされ　潮水が目覚ましになる

息もできないくせに　海に憧れ
翼もないのに　星を眺める

言葉もないのに　あなたを見つめ
時が壊れて　ため息をつく

セリフもないのに　瞳を見つめ
あなたが笑えば　また　歩き出す







ひよこと良子のPiyoPiyoですから
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後悔はするよ。どうしたって、する。



後悔は避けられない。
進んでも、戻っても。
しても後悔、しなくても後悔。
後悔だけが、生きる道。



戻っても後悔するなら、僕は進もう。
しなくても後悔するなら、僕はしよう。
世界一大きな後悔をしてやる。
宇宙一大きな後悔をしてやる。
そのくらいのつもりで進めば、
楽しい後悔になる。ワクワク充実した後悔になる。
寿司にわさびが必要なように、
人生に後悔は必要なんだ。



ツーンとくるくらい一番大きな後悔をしないと、きっと後悔する。
だから僕は、今日も自分の道を進む。
悔しい風をきって進む。





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空をごらん。
そうだ、あの空を。


月だって欠けるんだ。　
ましてや心なんて、粉々にもなる。
何十億年も輝く月は、何千兆回欠けたろう。
落ちてもこない。離れもしない。
ただ、静かに見守るだけ。
ただ、光を届けるだけ。　
そんな愛のカタチも、あっていい。
何度でも暗闇を彷徨って。


月が疲れて休んでも、どこかで太陽は燃え続ける。
愛って簡単には、なくならないね。
宇宙がどこかにいかないかぎり。
時間が明日をとめないかぎり。
だから疲れた夜は、そっと目を閉じる。
探さなくてもいいんだ。
光は必ず、君を見つけてくれるから。
闇は必ず、炎を隠しているから。


ホームページって、何でできているだろう。
HTMLという人もいる。
CSSという人もいる。
僕は一人、愛でできているという。
ｊＱｕｅｒｙが文字を動かすなら、
言葉は人を動かす。
Ajaxが運命の糸を引き、
しかるべき時に必要な出会いがある。


ポケットだけ膨らませて、
心が欠けている人もいる。
正しいことをしながらも、
動機が間違っていることもある。
けれども人は間違う自由があるから、
自ら愛に帰っていける。
僕らはどこまでも潜っていけるから、
裏からみた刺繍のようで、
宇宙の表は美しい花。


だから自信をもって、間違えればいい。
大きな三振は、グランドスラムの伏線。
こたえはかならず、そこにあるから。
愛はいつでも、つながりを見守っている。





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夢がゆがんでも　いい
自分の気持ちがわからなくなっても　いい


新品のスニーカーは
真っ白いままでは　どこにもいけない
あるけない


デザインの本質は　汚れにあって
神は宇宙を割って　時空をつくった


血は流すためにあって　星は散るために輝く
目的は仮の手段で　道のりこそが　過程という目的


迷い子は立ち止まってすべてを悟り
ただ待つだけで　愛に帰っていく


答えは必ずやってくるから　優しい流れに身を任す


それが138億歳のぼくの　自分を信じる旅


夢に帰っていく　旅








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ひとりとふたりは、全くちがう。

ひとりはどこまでいっても、ただの、ひとり。

ぽつんとひとり、準備中。

それはそれで、いいかもしれないけれど。




ふたりはふたりという、全くちがう生き物。

ふたりはひろがる。

しあわせになる。

さんにんにもなる。

ゆめもふくらむ。

おおぜいにもなる。

いそがしくもなる。

そうしてまよい、
そうしてないて、
それこそがきっと、
生きるということで。




けれども最後は、また、ひとりになる。

ひとり、お空に帰る道。

見守られても、やっぱりひとり、目を閉じる。

そっと、疲れて。




その時、ふふふとわらうためには、今、どうしよう。

その時、ふわふわ浮ぶためには、今、どうしよう。




だから、ふたりの時間をたいせつにしたい。

だから、ふたりの時間の花を咲かせたい。






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うつ伏せの、ひとりぐらしの朝。
現実と夢の隙間、まどろんだベッド。
手のひらをくすぐる、やさしい目覚まし。
まぶたを半分開けると、ちいさなクモ。
ことばのない、おはよう。


細すぎる手足。
重さのない足どり。
タオルケットのヒダを越える。
軽やかな山のぼり。
たくさんの足を、リズミカルにくりだす。
迷いもみせず、憂いもみせず。


踊るようにすすむ。
祭りこそ生きる峰。
もう会うこともない、一瞬の出会い。
ぼくを通りすぎていった、ちいさな宇宙。
ぼくらとおんなじ、ひとつの命。






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約束なんて、信じない。
言葉なんて、空回りの木馬。
オイルが切れるまで、錆びたレールで消耗するだけ。


自分なんて、信じない。
ロクでなしの、エゴイスト。
理想と現実のギャップにも、
目をそむける臆病者。


人間なんて、信じない。
たかたが、口うるさい下等生物。
命を蹴散らして、地球を削っているだけ。


真実なんて、信じない。
僕は誰でも、裏切れる。
人の期待も、誰かの恩も。


神様なんて、信じない。
ふんぞり返った、トラブルメーカー。
どれだけの血の涙が、流れただろう。


そんな世界で、生きるなら、
泥にまみれて、生きるなら、
卑怯者として、ひとつだけ、
ただひとつだけ、信じてみたいものは、
あなたではなく、あなたの言葉でもなく、
僕を見つめるあなたの瞳の中の、
どこまでも遠く懐かしく、
優しくゆらめく太古の輝き。







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道はつながっている。

どこからでも。

どこまでも。

曲がり角を間違えても、修正は簡単。

道なんて、誰かが教えてくれるもの。

標識はいくらでもあるし、胸の中には本能のコンパスがある。

世界はつながっている。

風にも道はある。

海にも道はある。




迷子って、道が分からないのではなく、行き先が分からない子。

行き先を欲望に設定してしまうと、ナビは叫び続ける。

すべての角を右に曲がって、同じところに戻ってくる。

人は自分で、自分を閉じ込める。

欲望のラビリンス。




何かを失くすたび、身軽になる。

何かを捨てるたび、心軽くなる。

好かれたい欲も、金銭欲も、ためしに誰かにあげてみる。

地図さえもいらない。

道は鳥に聞く。




迷った時は、行き先に迷っている。




どんなに世界に嫌われても、一人の人を愛したもの勝ち。

どんなに貧乏しても、二人で幸せになったもの勝ち。







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ツライことって、サケラレナイ。

まだまだ未熟な、青二才。

カナシミを包めるくらい、大きくなってやる。




誰かを傷つけてしまうことって、サケラレナイ。

愛だって、すれ違うもの。

最後は幸せになってほしいと、祈り続ける。




キラワレて、失望されることって、サケラレナイ。

八方美人は、どこかでズルしている。

ハートの流血で、大切な人を護る。




失敗のイタミって、サケラレナイ。

転んだこともなく歩けるようになった人って、いる？

イタミは必ず、ミライにつながる。




愚かと呼ばれることは、サケラレナイ。

カシコイ人は、サボっている。

僕の失敗が、誰かの勇気になる。




そんな愚かさで、前へすすみたい。

そんな愚かさで、誰かと手をつなぎたい。









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You are my sunshine.

使い古された言葉でも、真実だから仕方ない。

You are my sunshine.

あなたなしでは、氷の世界。

You are my sunshine.

辛いことが、小さく思える。

そしてあなたに、溶けてなくなる。





二人を遮る雲って、いずれはでてくるだろうか。

曇ってただの、水蒸気だけど。

そんな時は光を求めて、雲より高く飛翔しよう。

光輪の中の、鷹のように。

邪魔者の届かない、ふたりの世界。

そしてあなたに、溶けてなくなる。

ぼくはあなたに、溶けてなくなる。







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